法事や法要は、ふだん顔を合わせない親族が集まる場です。 喪主やお世話をする立場になると、「この方は誰の子か」「どちら側の親戚か」を その場で何度も説明することになります。席次を決めるとき、引き物を用意するとき、 挨拶で続柄に触れるとき——いずれも関係が頭に入っていることが前提になります。
ここでは、当日ではなく前もって1枚の図にしておくやり方をご紹介します。
紙に手で書くと、たいてい書き直しになる
親族の関係を紙に書き出そうとすると、多くの場合1回で収まりません。 きょうだいを書いたあとで「その配偶者」を足す場所がなくなる、 おじ・おばを足したら親の世代の位置がずれる、といったことが起きます。 清書のために書き直し、当日また1人思い出して、また書き直す。
画面で作れば、足した人の位置と線は自動でそろいます。 あとから思い出した方を足しても、ほかの人の位置がずれるだけで、書き直しは起きません。
作り方(3ステップ)
1. 故人の方を中心に置く
法事の図では、故人を中心に置くのがいちばん分かりやすくなります。 お名前を入れ、「すでに亡くなっている」にしるしを付けて始めてください。 ご自身を中心にしても構いません。あとからどちらにも広げられます。
2. 「配偶者」「子」「きょうだい」を足していく
図の中の人を選ぶと、その方に父・母・配偶者・子・きょうだいを足せます。 続柄を選ぶだけなので、線をどう引くかを考える必要はありません。 きょうだいは生まれた順に左から並べるのが一般的な書き方です。 順番を直したいときは、その方を選んで「左へ」「右へ」で入れ替えられます。
備考の欄には「〇〇にお住まい」「お車で来られる」といった当日のメモも残せます。
3. 印刷して配る・URLで送っておく
できあがったらA4に印刷して当日お配りください。 遠方の親族には、前もってURLを送っておくと当日までに目を通してもらえます。 URLを受け取った方は見るだけで、図を書き換えることはできません。
お名前を1つ入れるところから始められます。
家系図を作る(無料)法事の図でよく必要になる書き方
| こんなとき | どう書くか |
|---|---|
| 亡くなった方 | 「すでに亡くなっている」にしるしを付けると枠が薄い色になります |
| 離婚された方がいる | 夫婦の線に×が付きます。関係を伏せたい場合は、その線自体を作らずに子だけをつなぐこともできます |
| 再婚されている | 配偶者をもうひとり足せます。どちらとの間の子かは、子を足すときに選べます |
| 養子・養女の方がいる | 親との線が二重線になります(家系図の一般的な書き方です) |
| 生まれ年が分からない | 空欄のままで構いません。「昭和のはじめ頃」のような書き方もそのまま入ります |
記号の意味は家系図の書き方にまとめています。 独自の記号は作らず、昔から使われている書き方に合わせているので、年配の親族の方にもそのまま読んでいただけます。
ご親族の情報を扱うときのお願い
この図には、ご存命の方のお名前や生まれ年が入ります。 ご本人以外の情報を入れる場合は、あらかじめご本人の了解を得てください。 送り先をお確かめのうえ共有していただくようお願いします。
作った図は作成から90日で自動的に削除されます。 残しておきたい場合は、印刷するかファイルに書き出してお手元に保存してください (どちらも、いまは無料でお使いいただけます)。
よくある質問
当日、紙で配りたいのですが。
画面の「印刷する」からA4のたて・よこを選んで印刷できます。印刷の画面で「PDFとして保存」を選べば、コンビニのプリントサービスで出すためのPDFにもなります。図には記号の意味(四角は男性、丸は女性など)も一緒に印刷されるので、はじめて見る方にも読んでいただけます。
亡くなった方はどう書けますか?
「すでに亡くなっている」にしるしを付けると、図では枠が薄い色になります。亡くなった年が分かれば入れておくと、法事の年回り(三回忌・七回忌など)を数えるときの手がかりになります。分からなければ空欄のままで構いません。
親戚に見せるのに、URLを送っても大丈夫ですか?
URLを知っている方だけが見られます(検索には出ません)。それでも心配な場合は、合言葉(4〜8桁の数字)を設定できます。設定するとURLを知っていても合言葉を入れないと中身が見られません。
当日までに直せますか?
作った方の編集用URLからいつでも直せます。当日「この人が抜けている」と分かった場合も、その場でスマートフォンから足して、もう一度共有できます。